こんにちはRISです。
今回の地政学的分析は我が祖国日本についてです。
日本が世界でどんな立ち位置にあるのか、強み弱みを分析し、外交戦略を考える際の指標になるような、内奥になればと思っています。
さてでは早速内容に入っていきましょう。
日本の分析
日本は典型的なシーパーワー国家です。
そしてアメリカとは違い、資源すら持たざる国です。
日本はイギリスと同じように
海外から生きていく為の資源を調達しなければなりません。
海上を封鎖されたら一巻の終わりだということが基本事項です。
かくゆう第二次世界大戦も、海外からの資源流入がなくなり、切羽詰まって開戦している背景を持ちます。
さて日本を地政学的に分析した時、どのような要素が見えてくるのか、
・シーレーンの確保をしなくてはならない。
・アメリカの海軍力と協力するため、中国の太平洋進出を抑える拠点になる必要がある。
・中国の投資している港や国に対する外交的影響力を高める必要がある
それぞれについて少し説明していきます。
シーレーンの確保をしなくてはならない
中東から原油の9割を輸入している日本は、海上交易によって国民の生活を成り立たせています。
原油がなければ、電気も起こせないのです。
国家戦略としては、原発をつくり、海外のエネルギーに依存しない電力供給をすべきなのですが、
現在はその傾向になく、メディアが許していません、原発阻止のために暗躍するマスコミはそういったところ考えているのでしょうか?
中国の海洋進出のため、日本はいろいろな外交戦略を考え、有事の際に向けて構想を練らねばなりません。
現状、シーレーンにおける安全を確保するためにアメリカに頼っているところが大きく、
アメリカと友好的な関係を築く必要はあります。
アメリカの海軍力と協力するため、中国の太平洋進出を抑える拠点になる必要がある。
軍隊を持たない日本は、アメリカの海軍に交易ルートを守ってもらっているようなものです。
そのため、アメリカと仲良くしなければならないというのは上記の通りです。
日本にあるアメリカ軍基地は、現状では日本を守ってくれいます。
しっかり自衛隊と協力して日本を守ってもらいたいです。
本来国を守るのは、その国の軍隊であるべきだと私は思います。
憲法9条において戦力を持ってはいけないことになっいるので、本当の意味でアメリカの保護下から脱却するためには、改憲しかないと思っています。
自分の国を守るだけの戦力も持たず、アメリカ軍にも出て行け!
という人たちは何を考えているのかよくわかりません。
さて、アメリカに対して、日本が持っている利点というか、戦略上良い点というのは。
中国、ロシアの太平洋進出を抑えるかのように、日本列島があるということです。
太平洋をアメリカは大切にしています。第二次世界大戦時にの日本から、死者を出してまで奪い取ったアメリカ、
シーパワー国家であるアメリカからすると、太平洋における支配力は維持したいというのが当然の結論です。
そこに中国が進出するなどもってのほかです。なんとしても中国進出を阻止したい。
日本に軍隊を置きたいというのはよくわかります。
日本はロシアが太平洋に進出しないようにする防波堤でもあります。
アメリカからすれば、仮想敵国である中国ロシアを止めてくれるありがたい存在なんですね。
日本にある重要海峡、津軽、宗谷、対馬海峡をしっかり守り
防波堤としての役割を全うしていきましょう。
海峡を守るだけであれば、レーザー基地や軍事基地を建設するだけでも。大変効果があるので、
憲法違反にならない程度であれば、どんどん日本はやっていくべきでしょう!
中国の投資している港や国に対する外交的影響力を高める必要がある
さて海軍力でアメリカに守ってもらっている日本
私としては日本海軍が日本を守って欲しい気持ちはありますが
今言っても仕方のないこと
守ってもらっているだけの存在として、ただ安穏と暮らすのではなく
できることからしていくことが、国民の命を守る政府として当然の責務です。
現状日本に残された道は、外交戦略しかありません。
国に対して敵対しないことが一番大切なことではありますが
今までの歴史からして、日本に対してあまり良い感情を持っていない国、
自分の国際的な立ち位置を確立するために、核兵器を生産する国
宗教上の違いから聖戦が許されている国
アメリカに対して、敵対している国
共産主義をもち、自由と民主主義を脅かす思想を持ち、かつ領土拡張を視野に入れている国
これらが現れたときに、憲法9条だけでは国を守れません。
日本は外交努力によって、世界の要所に、影響力、発言力を持つことが大切です。
中国が海外侵略しているのは中国の記事で述べた通りです。
中国の発言力は依然高まっています。
日本は中国が投資した先に、積極的に投資して経済的に協力関係を結び、
政治的にも友好関係を結ぶ必要があります。
安倍首相はそこら辺大変上手なので。あまり心配はしていませんが笑
最後に
いかがでしたか?我が祖国日本について少しは理解が深まったでしょうか?
そうであれば幸いです。
日本軍隊を持たない国として、できることから始めていきたいですね!
有事、戦時のときに、あたふたしても始まりません。
平時の際からしっかりと外交戦略を立てていれば。
必ず国防はできます、平時の時こそ勝負なのです。
日本のこれからが明るいことを願って。
この記事は終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。