四書五経② 論語「学而第一」1〜3、学問の学び方、過去の偉人から学ぼう

  • 2019年10月18日
  • 2020年7月28日
  • 思想
  • 360view

四書五経を学び始めましょう企画第一弾です。

論語について、少し気になっている人でも、いきなりよくわかんない漢字がたくさん出てきて

読む気もやる気も削がれることってありませんか?

私の場合はそうでした。

なので論語について、

本当にこの一節を読むべき人は誰なのか、何が書いてあるのかを先に書きます!

これにより皆さんに論語の言葉が届きやすいように工夫していこうかと思います!

 

論語について勉強する方法は一節を音読して心に染み込ませることです。

なぜ覚える必要があるのかと言いますと、しっかりと覚えてたまにふと思い出されるようになった一節というのは

人生を大きく変えていきます。

その人の性格を気づかないうちに変えていき、行動にも現れてきます。

普段の生活の中で、ふとこの論語の一節がリフレインされ、こういうことだったのかと腑に落ちた時。

それは知識から知恵へと変わった瞬間であり、人生を変えうる影響力を持ったということです。

腑に落とすためには、しっかりと覚えておかないといけないんです。

ただネットで調べれば出てくるといったスタンスであるならば、論語は一生自分にとって情報です。

とまあ固く書きましたが、みなさんが電車の中で読めるような、わかりやすい感じにしていこうと思ってますので!

皆さんの人生の糧になればなと思っています。

 

学而は論語の最初の部分に当たるもので。

16編あります。

今回は1編〜3編の三つです。

書き下し文のスマホ用の画像です笑

覚えたい時にロック画面にするなど活用していただけたら嬉しいです。

 

学而第一【一】 学生や学問を修めようとしている人が読むべき一節

最初の【一】は学問を本当に修めようと学び始めた人向けですね!

また訳の仕方によっては、君子の日常を描いた一節であると思います。

学問を学ぶ際に感じる嬉しいことを教えてくれていて、学問を学ぶ時に周りに理解されずとも、君子には近づいていますよとゆう浮きつけてくれる一節です。

【白文】子曰、學而時習之。不亦説乎。有朋自遠方來。不亦樂乎。人不知而不慍、不亦君子乎。

【書き下し文】子曰く、学びて時にこれを習う。亦説ばしからずや。朋有り、遠方より来たる。亦楽しからずや。人知らずして慍(うら)みず、亦君子ならずや。

学んで習ったことを機会があるごとに復習し身につけていくことが素晴らしいことであって

復習するたびに新しい発見があって、より理愛が深まるという意味も含まれています。

友人が遠方からわざわざ訪ねてきてくれることは嬉しいことでもあり、

その友と学問を語ることは楽しいし、学問もより深まるってことでもあります。

そして、人が自分を知らないからと不平不満を言うことははなく。

このような態度を君子と言うという解釈と、

君子の学問は孤独の中にあり、他の人に理解もされなかったり。

本当に学問を極めるには10000時間以上必要とするのであれば、

絶対的に一人の時間が多くなっているはずです。

それでも関係なく自分を保ちこの生活を楽しめるのは、君子の入り口の生き方なのかもしれません。

 

学而第一【二】

 

 

【白文】有子曰。其爲人也孝弟。而好犯上者。鮮矣。不好犯上。而好作亂者。未之有也。君子務本。本立而道生。孝弟也者。其爲仁之本與。

【書き下し文】有子曰く、其の人と為りや孝弟(こうてい)にして、上を犯すを好む者は鮮(すく)なし。上を犯すことを好まずして、乱を作(おこ)すを好む者は、未だ之れ有らざるなり。君子は本を務む。本立ちて道生ず。孝弟なる者は、其れ仁の本為るか。

 

学而第一【三】

 

【白文】子曰。巧言令色。鮮矣仁。

【書き下し文】子曰く、巧言令色、鮮なし仁。

最新情報をチェックしよう!