四書五経① 孔子について

  • 2019年10月15日
  • 2019年10月16日
  • 思想
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こんにちはRISです。

東洋文化の基礎となった四書五経についての勉強

今後はしていきたいと思っています。

 

なぜ思想を学ぶのか?

なぜいま思想を学ぶ必要があるのか

実生活では何の役にも立たないではないかとの声も当然あることでしょう。

しかし、思想を学ぶこと、これは生きる理由に直結することだと思います。

 

生きるためのノウハウやお金儲けの技術について学ぶと、人生が生きやすくなります。

しかしなんのために生きるのかという誰しもが考えたことのある根源的な質問に答えることはできません。

 

根源的な質問は答えがわからないからと考えるのをやめることができます。

けれど、この根源的な質問を考えなければ、努力する意味というものの意味合いがすごく変わります。

自分のお金儲けのため努力なのか

自分を磨き高みに登るために努力なのか

家族を幸せにするための努力なのか

死んだ後に極楽浄土に行くために努力なのか

はたまた宗教の世界に入って

神様のためにする努力なのか

 

心の中で何を考えていようと、行動があなぜであれば同じ結果が得られるはずだから、そんなことを考えても時間の無駄である。

という人ももちろんいると思います。

思想は人格を形成します。

人格は顔にも行動にも現れます。

 

思想を学ぶと学ばないとでは、生きる上でかなり違いができてくるということです。

小さな違いが積み重なり、人生の幸福度や満足度は大きく変わっていってしまうことと思います。

「真善美」のうち「真」の部分ですね。

本当の真理とはなにか答えは得られなくても、追い続けることで、人生はより改善を図ることができると信じて。

みなさんと一緒に思想を学んでいけたらなと思います。

 

今後は思想の大家と言われるものは網羅していけたらなと思っていますが。

しばらくは「四書五経」「論語」中心にして言いたいと思っています。

みなさんが電車で読んでなるほどなーくらいのブログを目指します。

 

孔子について

四書五経を学び始める前に、

そもそも孔子についてしっかりと知っておくべきかと思います。

孔子は紀元前552年に中国に当時あった国、「魯」で生まれました。

今から2500年前です、すごいですよね、当時からある思想が今の人間にも影響を与えるって

人間は技術文明位を発展させては来ましたけど、根本的な問題や人間性というのは昔から変わらないんでしょうね!

孔子について(Wikipediaのりんくです)

「魯」で生まれた孔子ですが、当時の政府は政治的にあまり安定していません。

時は春秋戦国時代

鉄が開発され技術が流入し、農具も鉄製に変わり、圧倒的に発展し始め、武器も鉄製になった結果です。

なので孔子は昔あった国「周」のことをよく回想します。

あの時はよかったなーといった具合に、昔はよかった、、というやつですね笑

なので「周」の封建制度を孔子は理想として語ることが多いそうですよ!

その孔子の思想の核は
・道徳的な「人格完成」についてと
・理想の政治とは何かに関する内容
この二つに大別されるものと思います。

 

さて話は変わりますが、

世界には4大聖人と言われている人がいます。

釈迦、孔子、ソクラテス、キリストです。

若干のズレはありますが、ほぼ同時期にこの思想の大家が世界各地に生まれるってすごいと思いませんか?

文化的背景や人口の増加率、都市の発展率によってこういった思想家が生まれる時期、地盤はあるのかもしれませんが。

やはり偶然でない何かもあるかもしれませんね。

なんにせよこの四人が現代の宗教や哲学の基礎となり、道徳の元になっている気がします。

ネイティブアメリカはまた別の文明で謎に包まれていますが笑

この4人について人生をとして理解していきたいです。

この4人についての知識があれば、世界的にビジネスを展開するときの武器になるであろうという打算も込めて!

 

四書五経の全体像

孔子は儒学の祖であり、

種学を学ぶには「四書五経」は欠かせません。

四書五経
四つの書、五つの経
四書「論語」「大学」「中庸」「孟子」
五経「詩経」「書経」「易経」「春秋」「礼記」

これです、これが四書五経です。

それぞれ超簡単にまとめると

 

論語=道徳の本

大学=学問の学び方

中庸=喜怒哀楽の真ん中、安定を目指せ

孟子=性善説

詩経=民衆の歌

書経=祭り事についての書、日本の元号の元などにもなる

易経=占いについて

春秋=孔子の魯の国での出来事

礼記=大学と中庸の原著

 

こんな感じです。

それぞれに色合いがあり体系的にまとめられているのでしょう。

この四書五経は無事の時代は必読の書!

大和魂や武士道はここから流れ込んできているものも多いでしょう。

もちろん日本には神道というものもありますが。

昨今武士道精神失われていると、言われる世の中、古き良き時代に思いを馳せすぎるのも良くないとは思いますが。

古いもので現代に残っているものは歴史という荒波に揉まれてもいいものであると判断された、古典です。

確実に学ぶ価値はあります。

四書五経もっと現代の日本人に合わせて体系的にまとめていきたいですね!!

 

何から始めるのか

さて四書五経をよみ始めると言いましたが

最初は「論語」からスタートしたいと思います。

道徳的なお話が多い論語ですが。

読むことで何を得られるのでしょうか?

 

それは、教養の話にもなってきます。

教養を知っていると何がいいのか、人間としての厚みが違い、魅力が生まれると思っています。

教養がないとどうなるのか、

例えば、上司が部下を叱る時、個人的に叱るのではなく、会社のためを思って叱る時は、

言い方を考えなくてはなりません、そういったときに教養があると叱りかたが全然違ってくると思います。

社会共通認識として、これはおかしいよね?という感じで教養を引き合いに出すことで。

個人的に恨みで叱っているわけではないよというのが、強調できますし。

ただ事実だけを述べる機械ではなく人間的な叱り方ができると思います。

学校のクラブチームのなかでの調停や、友人間のいざこざ

勉強する方法、モチベーションの維持などに

古き良き知恵は役に立つのではないでしょうか?

 

また教養というのは相手を説得する際にその効果を発揮します。

古き良き人たちのお言葉を借りることで、信ぴょう性を上げることができます。

会話の中に引用を交えることで、より知的な会話ができるのではないでしょうか?

昔の日本の政治家は国会の中で、漢文の引用をよく使っていました。

すごく知的な議論が起こっていたんです。

それがいまでは、相手の粗探しの批判の嵐、見る影もありません。

 

話が逸れましたが、

徳、道徳をもとめて、「論語」から読んでいきましょう!

 

皆さんの人生がより豊かになる一助になれば嬉しいです。

読んでいただきありがとうございます。

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