「書評1」努力次第で知性は磨かれる 渡部昇一

  • 2019年9月21日
  • 書評
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こんばんは、RISです。

書評も書いていこうと決心しました!

記念すべき一冊目の本は

渡部昇一先生の「努力しだいで知性は磨かれる」です。

渡部昇一先生、、、ご存命の間に一度でもお会いしたかった、、

知的巨人を一度でいいから肌で感じ取りたかったですが、時の流れは残酷ですね

ご冥福を祈ります。

 

この本は、渡辺先生がためになると思われた、多分日頃色々な本から抽出していたであろう良い部分をまとめて、それぞれに、渡辺先生の一言が添えてあるといったスタイルの本です。

読みやすいですし、初心者の方にもオススメです。ブックオフで100で売ってます笑

 

内容としては

知的生活の法

人間社会の法

ことばの法

の三つに分かれています。

 

好きなところを上げていきますね!

1成功する秘訣は、成功者の集まりに身を置くことだ

周りの環境が自分に影響し、自分の発想やイメージ構築まで左右することがあるということば、友達選ばなきゃなと思いましたね笑

じゃあ、劣った人と付き合わなければいいのか、と思うわけです。

でもそれって、人を見下してることになるのでは?相手に対して失礼じゃないのか?と疑問に思ったりしませんか?私はそう思ったことがあります。

友達をこちらが、恣意的に意図的に選ぶ時、その選択というか区別に正当性があるとしたら、それは将来の夢にため、人の役に立つため、より高尚なものになろうと志すという理由を持つことで、友達を選ぶという行為が許される気がします。

自己満足なんでしょうかね?

 

6君にとってもっともよういなところから、とにかく始めよ

ヒルティは…体系的にやらないために生ずる不都合なことは、そのために失った時間を考えれば十分補って余りある都いう趣旨のことを言っております。

これは今の私にドンピシャでしたね、皆さんも身に覚えがあるのではないでしょうか?

完璧な準備をしてからじゃないと、はじめたくなくて、やっと完璧な計画を立てて何かを始めたとしても、少し計画が狂えばもう計画がご破算した気分になって全部のやる気をなくしてしまったこと。

ようは完璧主義なんですね、完璧にこなさないとダメな気がしてるけど

そんなことないって言ってくれてる気がして、ちょっとできるとこからやっていこうと思える言葉でした。

 

理想や目標というのは、それが高かろうが低かろうが、どこへ到達する努力量はあまり変わらない

これは読んで、へえ、と思って記憶に残りました。

目標を実現できる人とそうでない人の違いは、継続できるかどうかであって

そこに目標の大きさは関係ないってことなんでしょう。

本気かどうかに全てはかかっているのだと思います。

 

50居は気を移す

…本格的な西洋思想の研究には、がっちりした書斎が必要であろう

人は環境によって気持ちが左右されるという言葉なんでしょうが、勉強する部屋によっても、勉強内容に何が向いているとかあるのだろうという内容でした。

考えてみれば当たり前なんですけどね、研究には機材が必要だし、

でも、勉強内容やしたいことに合わせて、場の準備をしていこうという考え方は、なんだか夢を感じます。

だからと言って環境のを言い訳に使ったらダメなんですけどね笑

 

71努力を忘れて努力する

…努力はもともと人間が自発的に始めるものであって、やめることを知らない、持って生まれた性の本然である、

これは究極系でしょうね、こんな大人になりたいもんです。

努力を努力と思っているうちは、本物の努力じゃないって、親父に言われました笑

頑張って勉強しているうちは本物ではない、本物は、ひけらかさないし、当たり前のようにやるべきことをやってのける、自然に努力できて初めて本物なんだという意味で、親父からは教わりました。

果たして自分にはできているんだろうか、まだ、できていないですね、精進あるのみです。頑張ります。

 

さて、面白かったところを挙げていきました!!

いかがでしたか?

後半は英語の勉強や語学に関することについて面白いことも載っていました

もともと英語が専門の方ですからね渡辺先生は。

 

これからも渡部昇一先生の本はよんでオススメしていきたいと思っています!

私としてはこの本の評価はBですかね。

内容は一つ一つ考えさせられるものでしたが、体系的にはまとまっていないので、

 

これが皆さんの参考になればいいなと思います。

書評は色々な本を読んで相対的に比べる対象があって役に立つと思うので、これから努力を努力と思わないようになるまで継続していけたらなと思います。

 

よろしくお願いします!

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